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考えをまとめるブログ
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「電波に乗せた接待まじりの学芸会」
人々は、それをバラエティ番組と呼ぶ。

いつからだろうか。
そう思ってしまうようになったのは。

最後に見た本当に面白いと感じた番組は、
おそらく2004年の27時間テレビ。
そのときのテーマは
「FNS27時間テレビ めちゃ²オキてるッ!
  楽しくなければテレビじゃないじゃ~ん!!」
という、めちゃイケベースの最高の番組だった。
片岡飛鳥演出の元、めちゃイケの内容を踏襲しつつ
普段は呼べない豪華メンバーを一挙に集結させた。
司会のナイナイはアドリブが今いち奮わなかったものの、
構成と企画はめちゃイケなので、とにかく馴染んではいた。
特に凄かったのは夜中からの勢い。
さんま中居の今夜は眠れない
真夜中の大かま騒ぎ
ザ・ココイチテン!

と、真夜中の4時になっても質が落ちることはなかった。
途中F1を挟まなきゃならないのは残念。
ボクシングと試験はどうでもよかった。

一度は持ち直したかに見えた27時間テレビ。
しかし、僅か二年で見る影も無くなった。
ただ、感動路線でないのが唯一の救い。
24時間テレビなんて、日本が生んだ悪夢の儀式……。
いや、これに関しては後日じっくり語りたい。罵倒したい。

かつて面白いと思っていたものにも愛想が尽きた。
ネットに漬かっていたせいかもしれない。
大人になったからかもしれないし、
神経質になったのかもしれない。

いつしか、笑っていいともさえ笑えなくなっていた。

マヨラーのマヨネーズのごときテロップが、
大声で視聴者の興を削ぐナレーションが、
野球やらサッカーやらオリンピックが、
スタッフの大袈裟で乾いた笑い声が、
繰りかえし流されるジブリ作品が、
CMのCMと謳う猿の一挙一動が、
磯野家を取り囲む日常風景が、
至極予定調和な爆弾発言が、
動物に関するニュースが、
キングコングの二人が、
ものまね番組全般が、
TBSの全番組が、
芸能タレントが、
本当に全っ然、
面白くない。

なんて、

NHKの集金を断りながら思い返す。
NHK云々についても後日じっくり語りたい。痛罵したい。


凄いどうでもいいなこの記事。
読み飛ばした人の勝ち。

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 つづく


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書物や映像作品から何かを学ぶということは多いが、
ときにはアニメから学ぶこともある。
なかでも僕の中で重きをおいているのは、
ドラえもんと、サウスパークだ。

残酷な描写と反社会的なテーマが多いなかで、
時折、常識や不文律といったものから解放させてくれるうえ
巧みなブラックユーモアが・・・なんて、だらだら説明しても
ほとんど伝わらないだろう。特にサウスパークの場合は。

見てる人も多いだろうけれど、
お気に入りのエピソードを張るので(日本語字幕)
見てない人はとりあえず見ること。

 

 


Douche and turd(巨大浣腸 対 ウンコサンドイッチ)  約27分

>>前半 動物保護団体の襲撃~投票か死かを問うラップ

>>中半 スタンの投票~動物保護団体の仲間入り

>>後半 グダグダな議論番組~投票の結果


 



何か得るものはあっただろうか。
あったとしたらそれは大切なものなので、
このエピソードに関しては、とやかく掘り下げない。


マットとトレイという天才ゲイコンビが製作指揮しているのだが、
驚嘆すべきは、メインキャラの声をほぼ彼らが演じている点。


______________________________
マット・ストーン
カイル、ケニー、ビッグゲイR、カイル父、ケニー父、マキシ神父、
ピップ、ジンボ、サダム・フセイン、トゥイーク、ブッシュ大統領、
みんなが知ってるバターズ、イエス・キリスト.......etc
______________________________
トレイ・パーカー
スタン、カートマン、ミスターハンキー、スタン父、ティミー、
アドルフ・ヒットラー、神、アルフォンス・メフィスト、ドクター、
クライド、ジミー、ネッド、ニュースレポーター........etc
______________________________

 

知らない人はまったく知らないだろうけれど、
事実を知ったとき、僕はえらい驚いた記憶がある。
僕の聴覚が雑なだけかもしれんが・・・。

もちろん面白いエピソードはわんさかあるのだが、
それらで伝えたいものに共通する、分かりやすい例がある。

コスタリカに、いつもの四人組が合唱隊(元気になろう隊)
として派遣されるエピソード。

合唱隊は、熱帯雨林を守ろうと訴えるのが目的で、
ことあるごとに歌の贈り物として、披露を迫られる。

 

雨に恵まれたこの国
でも破壊されて苦しんでる
地球を綺麗にしたいのさ
だから僕らが歌うのさ
僕ら元気になろう隊
歌って勇気づける
熱帯雨林を救おう
自然を守るって素敵さ
活動をつづければいつか
世界を熱帯雨林が覆う日がくるわ
僕ら元気になろう隊
歌って勇気づける
熱帯雨林を救おう
自然を守るって素敵さ 素敵さ

 


明日を本番に控えたところで、一行は熱帯雨林を見学しに行く。
もちろん道に迷い、ガイドは蛇に食われ、現地住民に襲撃される。
危機的状況のなかを、現地で伐採していた業者たちに助けられる。
それらの経験を踏まえ、修正された歌詞がこちら(エンディング)

 

司会者「それでは、熱帯雨林の現状を訴える
      子供たちと元気になろう隊はりきってどうぞ~」

熱帯雨林なんてクソくらえ
すぐに伐採して無くしちゃおう
あんた救おうとか言うけれど
森のなにが分かるのさ
僕ら元気になろう隊
聞きたくなきゃ聞くなよ
どうせ自己満足なんだろ
自然保護なんてFUCKだぜ
大量に斬り続ければいつか
世界の熱帯雨林がいつか無くなるわ
ぼくら元気になろう隊
歌って勇気づける
僕ら元気になろう隊
自然を壊すって素敵さ
素敵さ 素敵さ



男A「心に響くな」
女B「素晴らしいメッセージだわ」

テロップ:毎年熱帯雨林では3000人の人間が死んでいます。
      発ガン物質も700種類以上。
      手遅れにならないうちに熱帯雨林の拡大を防ぎましょう。




ストレートで、無茶苦茶な歌だけれど
この理論は確かに存在するのであり、頭ごなしに否定はできない。

もちろん、すぐにを受け入れてはいけない。意味が無い。
じゃあどうすればいいのか。だからってそれでいいのか。
と、普段は考えないことまで考えさせられてしまう。

主観しか持たない人間にとって、
こうもズバリと冷たい他人の理論を見せ付けられるのは痛快。

少なくとも僕にとっては。



注)劇場版のクソ関西弁日本語吹き替えは禁忌なので見ないこと。

 

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  つづく

 
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北朝鮮を巡り緊張が高まる昨今、
もしこのまま戦争が始まったら、どうなってしまうのか。
日本は参戦しまい――かれらが要請しない限り。

世界最強の軍隊。

平和に飽きた野郎と英雄を夢見た野郎の寄り合い。
アメリカ兵はおよそ141万人。(世界二位、一位は中国)
世界全体の軍事費の40%をアメリカ 1国だけで占めており、
軍需産業はアメリカの最も重要な産業の1つとなっている。
兵器の輸出も世界の47%でぶっちぎりの一位。
世界の軍需企業上位100社のうちアメリカ企業は42社。
で、2005年度の軍事費(予算・見積額)は、4,236 億ドル 約45兆円。
高っ。兆円ってなんだ。想像がつかない。
札束が……え、何畳分?
それで一体どんなもん買うのかというと、
B-2 ステルス爆撃機       3273億6800万円
ミニッツ級 原子力空母    1243億8900万円
M1A2   主力戦車         8億6000万円

高っ。戦車が安く見える。それでも8億円。
つまり年収400万のサラリーマンが丸200年働いても買えない
素敵だね。寄付なんてしないよ。殺さなきゃ。勝たなきゃ。

そして核兵器。
2003年までに米ロ合わせて3000発にまで減らしたと言われているが
実態は定かではない。そもそも本当の手の内を明かすとは思えない。
強力なものは取っているに決まってるから、広島で落とされた原爆の
百倍以上の威力はある水素爆弾が主だろう。一発あれば日本も沈む。
現存する核をすべて行使した場合、地球の表層を七回は吹っ飛ばせる
と言われているものの、あまりピンとこない。一度試して欲しい。

もちろん戦争が起こらない限り、かれらに出番はない。
田舎の消防士や警察の方が遥かに忙しくスリリングだろう。
かれらは戦争を欲している。当然、かれらを支援する軍需産業もだ。
軍需産業が揮わなければアメリカも失速する。よって戦争を探す。
火種なんてものはそこらへんによく落ちている。
石油や独裁者は戦火を焚きつけるうえでは格好の燃料だ。
しかし口実も獲物も見失ったとき、かれらは一体どうするだろう。
エイリアンの襲来でも待とうか?

誰彼かまわず喧嘩をふっかけ、何処其処かまわず裾野を広げる。
かれらの行進を見るたび不思議に思う。
守りたいの?殺したいの?

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  つづく


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興毅や。ダウンは俺流のサプライズ。
オレはクリーンヒットがちなんやけど、ジャッジも手数を取るのか有効打を取るのか、
採点は人それぞれ。好きなように言うたらええ。
さて次回は
「父ちゃん話が違うで」「ゼニやゼニ」「あかんバレてもた」の三本や。
来週もまた見てや。どんなもんじゃーい!

竹原じゃ。
さいきん急に冷え込んできたけぇの、ちゃんと厚着しとけや。お?
おーおーおーおー、誰にため口きいとんじゃ。調子のんなやワレ。
さて次回は
「TOKIO?」「ふーん凄いね」「帰っていいよ」の三本じゃ。
来週も見んかったら殺すぞ。お? なにがじゃ。

っはようございまーす!ジーコジャパンがやりました!
なに、デーブ見たの? やっぱ見てねえんじゃねえか、このエセ外国人。
は? これ? こ、これは本物だよ。地毛だっての、なにいってんのよ。
さて次回は
「とくダネスクープ」「とくダネタイムズ」「さよならデーブ」の三本です。
また明日、じゃない月曜か。では血液型レースです。

マスオです。最近ふと思ったんですが。
ワカメちゃんと僕はべつに血が繋がってるわけじゃないんですよね。
一つ屋根の下に若いおにゃのこと暮らしてるって、これなんてエロゲ?
さて次回は
「マスオ ますをかく」「もう辛抱たまらん」「ワカメ ご開帳」の三本です
来週も見てくださいね。くひひっ。

チワー 三河屋でーす。
あ、おフネさん。いつもお世話になってます。今日はまた綺麗ですね。
え? またですか? 弱ったなぁ。僕まだ配達が終わってないんすよ。
ふふっ、ふてくされてる顔も素敵です。ちょ、あぁ…もう…しょうがないな。
さて次回は
「フネ 顔射」「サザエ 中だし」「ワカメ 妊娠」の三本です。
今後ともご贔屓に!今後ともご贔屓に!

ごうけんです。
最近ぼくをネタにして匿名掲示板でスレッド立ててるオジさんが多いらしいです。
辞めてください。僕を使って笑いを取ろうとしてるの見ると死にたくなります。
もう死んでるけどwwwwwwwwwwwwwwwwww
さて次回は
「唸る豪拳」「残念ながらごうけんの書はきえました」「ごうけんでしょでしょ?」の三本です。
あー、生きたい。

工藤新一です。
高校生探偵の俺は次々と事件を解決し警察からも一目おかれた。サッカー選手としても超高校級だ。
ところがある日、謎の黒づくめの男たちに薬飲まされ……体が縮んでしまった!
さて次回は
「結成!少年探偵団」「気が付けば十周年」「もはや手遅れ」の三本だ。
ネクストコナンズヒント! ち、く、わ、ぶ。
世界丸見えこのあとあと。

なにやってんだろ俺

 

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  つづく


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まず最初になにを綴ろうかと思っていた矢先、そのニュースを知った。

北朝鮮の朝鮮中央通信は、北朝鮮が初の核実験を行ったと報じた。

事態は現在進行形であり、真否はまもなく明らかになるだろうし、
そのうち悪化なり解消なりしていくにちがいない。
件について、どうのこうの言ったところで仕方ない。
とはいえ、タイムリーなネタを扱うことこそブログのセオリー。

ということで、北朝鮮という国について考えてみる。
基本的に無知な僕は、wikipediaがバイブル。
以下、wikiまとめ。

朝鮮は、1910年から日本に支配される。
支配は1945年に終焉したが、
北緯38度線以南をアメリカに、
38度線以北をソ連に占領された。
その後、アメリカ軍政地域単独で韓国が、
これに対し、朝鮮民主主義人民共和国、北朝鮮が誕生。

しかし南北朝鮮の両国は、対立を深め、
遂に1950年の朝鮮戦争に至るが、やがて停戦。
現在は、朝鮮は現在も南北に分断されており、
分断された状態が50年以上続いている。

朝鮮戦争後、北朝鮮は、韓国に対し国力で優位性を保っていた。
しかし、1980年代ごろから経済政策の失敗から経済事情が悪化。
経済は衰退。同時に、国内は深刻な食糧不足。
各国の支援にもかかわらず、食料配給制度の崩壊から、
何百万もの人々が餓死する事態となった。
経済状況は、未だ1970年代の水準で停滞したまま。

1997年、建国当初からの指導者、金日成の死をうけ、
金正日ことキムジョンイル(以下ジョン)が最高指導者となる。

ジョンが抱えてる問題で、特に取り上げられるのは、

・核保有を巡る問題
・脱北者問題
・経済および食料の問題
・政治体制に関する問題

核保有に関してはもうあれがあれなのであれとして、
他の問題に目を遣ろう。

見て分かるとおり、核保有云々も含めて、
問題はすべて政治体制から派生したものだ。
世襲制の致命的な欠点を一身に体現するジョン。

ジョンは何故許されるのか。
ジョンは何故ぶん殴られないのか。
意外にも、北朝鮮には信教の自由が存在する。
しかしそれは見せかけで、実際は主体思想に支配されている。

主体思想の前提は、
「運命の主人は自分自身であり、運命の開拓する力も自身にある」
であるが、
「首領となる人物が必要で、絶対に服従せねばならない」
よって
「首領は頭であり、党は胴体であり、人民大衆は手足と同じである」
となる。

運命の主人なのに、僕らは手足でしかないのかよ。
などと手足は思わない。より効率的に理想へ向かうなら
頭は一つであるに越したことはない。それを理解しているから。
唯一の頭が悲惨なほど馬鹿で、ちょっと気持ち悪くても目を瞑る。
それどころか尊敬し、崇める。自分たちより上の存在だと信じている。
しかし、ついに現状に耐え切れなくなったころ、ようやく気付く。
運命の主人は、自分自身ではないと。
頭が食らう栄養は、はるか上のほうで消えてしまう。
胴体や他の手足が邪魔をして、頭への抗議も届かない。
彼方で心配そうに見つめる他人へも、悲鳴は届かない。
何故ならかれらは手足であり、主人ではないのだ。
それでも「運命の開拓する力も自身にある」を信じ、
見事に開拓してしまったのが脱北者だろう。
相当追い詰められていたのか、それとも元々強かったのか。
いづれにしろ、僕はかれらを尊敬する。

今、かれらは近所の他人に入り込み、
かつての自分たちを見ているだろう。 

尻に火がつき、懐から核を取り出すその姿を見て、
一体かれらはなにを思うだろう。
他人の視点を通した、
以前の顔、構える胴、ただぶら下がる手足。

かれらはジョンを許すだろうか。
あるいは殴りたいと思うだろうか。

 

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  つづく


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